圧倒的スケールで描かれた“史上最大の作戦”
本作のラストを飾る“ノルマンディー上陸作戦”の撮影シーンは特に力が注がれた。総移動距離・地球１周分のロケハンでノルマンディー沿岸によく似た場所をラトビアで見つけ、そこに迷路のような塹壕と要塞を3ヶ月かけて作り上げた。エキストラはこのラトビアだけで総勢2,300人。アフガニスタン人、アルメニア人、ロシア人、ドイツ人などの“東方部隊”は別途募集され、１週間の戦闘訓練が施された。中には実際に祖父が東方部隊としてノルマンディーで戦っていたエキストラも参加している。さらにスタッフも韓国、日本、中国、ロシア、ラトビア、リトアニア、スウェーデン、ポーランド、ドイツなど各国からスペシャリストが集結、『ドラゴン・タトゥーの女』（11）他、ハリウッド作品で多数活躍する航空撮影監督がヘリからの撮影を、『レッドクリフ』シリーズのスタッフが特殊効果演出を担当。最高のキャスト・スタッフにより、歴史に名高い上陸作戦が見事に再現されている。